あごの高いバンカーからの脱出方法
- 2016年04月28日
今日は、あごの高いバンカーについてです
あごの高いバンカーでは、打ち出しのボールの高さが重要です!
深いバンカーで何度も何度も脱出を図るもボールが上がらず、バンカーがトラウマとなっているゴルファーも多いと思われます!
ポイントは
1、オープンスタンスとオープンフェースのアドレス
2、アドレスのオープンスタンスによるアウトサイドイン軌道
3、クラブフェースが常のオープンであること
4、コックを利用したテークバック
の4点で説明してみます!
1、オープンスタンスとオープンフェース
これはアドレスをターゲットに対して左を向くことをいいます。
しかしただ左を向くというだけではなく、その分クラブフェースは右を向くということとなります。
つまり体がターゲットに対して左を向き(オープンスタンス)クラブフェースが右を向く(オープンフェース)ということになります
このスタンスをとることで、バンスが地面に当たり上から砂をたたいても突き刺さることなく滑ることが可能となるのです
この写真の向きからはあまりオープンスタンスのアドレスの雰囲気がわかりませんが
この向きからだとよくわかります かなり左を向いていることがわかります
2、アドレスのオープンスタンスによるアウトサイドイン軌道
これは、スイング軌道がアウトからインサイドに抜ける軌道が特徴となります
バンカーはインパクト前後でロフトを寝かせながらボールの下をくぐるように入れていくので外からクラブを入れなければなりません!
インサイドにクラブを引いてしまってはそれができなくなってしまいます
ターゲットに対してかなり外にクラブが上がっていることがわかる
ちなみにリストターンを行い、遠くに飛ばすドライバーのテークバック
クラブをインサイドに抜いてボールは右に飛び出す
ドライバーでの振りぬき クラブヘッドとボールの飛び出し方向が揃う
これはあくまで打ち方というだけではなくアドレスがオープンスタンスであるということがポイントです。
スクエアなアドレスからはこのようにアウトサイドインにはなりませんのでご注意ください!
3、クラブフェースが常にオープンであること
これはオープンフェースでありバンスが飛び出している状態であることがうまくボールの下をくぐりダフることができるのです
バンカーはボールを打つ技術ではなくダフる技術です。
そのためにはバンスを利用しなければなりません!
バンスを利用するということはオープンフェースの状態でインパクトを迎えるということとなります!
オープンフェースのままインパクトを迎える
そのままヒールからトゥに向かってボールが長い間フェースに乗る
フェースがボールに当たっているのではなく砂を打っている感覚
4、コックを利用したテークバック
バンカーはクラブをインサイドに引く感覚ではありません!
下半身もあまり回す感覚はなく、手首のコックでそのままアウトサイドにテークバックする技術が必要です!
実際のスイングでは、手を使うな!体全体で腕と体でできる三角形を保持しながらテークバックしろ!
というスイング概念が、バンカーでは変わります!
フェースを開く技術は、ロブショットと酷似します!
バンカーではなかなか一般ゴルファーは練習できませんので、まずはロブショットの技術を体得することで
オープンフェースとオープンスタンスの概念を理解し、ダフる感覚、リストコックの技術、バンスを利用する感覚、アウトサイドイン軌道などを覚えてみてください!