ラインを出すスイングを体得するためのドリル① 右手の片手打ち(グリッププレッシャーをゼロからマキシマムへ)
- 2016年08月15日
今日からラインを出すスイングを体得するためのドリルを何回かに分けてご紹介!
ラインを出すスイングを行うとき、手首を固めてただボールにぶつけると考えている方がいますがそうではありません
手首を柔らかく使うことで、シャフトを鞭のようにしならせてインパクトに向かうことが大切となります
ただインパクトからフォローにかけて腕とシャフトが一本化するということになり、ここの手首の保持だけを着目するとグリップがしっかりとタイトになるということになります
このライン出しは、いかに柔らかいリストワークを覚えるか!にかかっております!
今回は、グリップの柔らかさを徹底的に理解するドリルのご紹介
といっても単純なドリルではございます
右手一本でウェッジで10~20ヤードのショットを打つ練習です
球質は、低くややスピンのきいたボールを心掛け、やや薄いターフを削る感覚が持てればかなり良いです
しかし片手だと力がないのではじめのうちは、シャフトのしなり戻りに対して、抑え込むことができずに手首が逆方向に折れてしまい、ダフリが出てしまうことが多いと思われます
この右手の片手打ちは、力で制御するのではございません
とにかくひたすら柔らかくグリップをすること
そうすることで切り返しのタメ、下半身リードを覚えることにもつながります
インパクトの瞬間だけ、0(ゼロ)だったグリッププレッシャーが100(MAX)に代わるのです
ゼロからマキシマムへの転換
この切り返しがこの右手の片手打ちのトレーニングとなります
結果的には、ライン出しの練習というだけではなくインパクトでのパワーの集約を覚えられるので飛距離アップやアーリーリリースの改善などいろいろな効果も期待できます!
下半身リードで切り返す 手首の柔らかさをキープして右手に角度を作る
インパクトにかけて グリッププレッシャーがゼロからマキシマムへ 右手の角度をしっかりキープ
フォローでも右手の角度をキープし、シャフトを跳ね上げないスタイルを理解する これがライン出しのための下地となる
まとめると
● 右手のグリップの柔らかさを理解する
● 切り返しのタメを覚える
● 下半身リードを覚える
● 右手の角度をキープしてインパクトすることを覚える
まずはこの打ち方で切り返しのグリップの柔らかさを理解しリストワークを覚え、インパクトでの力の入れ方を覚えましょう!
次回は左手の片手打ちです