書籍 杉原輝雄 逆発想のゴルフ
- 2016年11月07日
今日は、書籍の紹介!
といってもこの本は、出回っているものではございません!
なんとの昭和53年発行の書籍でございます(すごい古い(^^;))
あの名ゴルファー 故杉原輝雄プロのスイング理論を余すことなく書き下ろした書籍でございます!
身長が163センチ!私と一緒!
それでいて大男たちと渡り合うための飛ばしのエッセンスが詰まったこの本は、なかなか読み応えのあるものでございます!
特徴的なのが、トップとフォローで左ひじが曲がったままのインパクト!
左ひじが曲がったままでインパクトする強いプレーヤーで
代表的なのが
ジョーダン・スピース
日本では
藤本佳則プロ
などがいます!
ただスイングがシステマティックになった昨今、左ひじが曲がったインパクトは、腕が縮こまった悪いスイングという代名詞になっていることもあります
がしかしそうではなくそれは個性!
この本にはこう書いてあります
腕を突っ張らせてはいけない!
左腕の肘が心持曲がるくらいにゆとりを持たせて打つようにすれば、あなたの飛距離は間違いなく伸びる
ボールが飛ばないのは、あなたのスイングにタメがないからである。そのためのない「棒打ち」の原因は、無理に左腕を伸ばそうとしてできる力の入った方と体の硬直である!
左ひじが曲がったスイングが一概にダメという事ではなく、体の硬直を生み出すのであればあえて腕をカチカチに突っ張らせなくてもよいという!教えはかなりの参考になるのではないでしょうか!
スイングに個性は必要!と説いたのは杉原プロだけではなく
あの今年亡くなったアーノルド・パーマーも言っております
有名なプロゴルファーの一人、トニーぺナにこう言われました
彼が、アーノルド・パーマーは絶対に成功しない!
あのスイングを直さなければ!!
といったといいます!
がしかしアーノルド・パーマーは、あの不屈の闘志でメジャーを何度も勝ち名実ともに世界的名プレーヤーになりました!
そしてアーノルド・パーマーはこのような言葉の残しております!
「ゴルフは理屈じゃない!確信ある異端は確信なき正統にまさる」
スイングをただ単に形でとらえるのではなく本質でとらえる!
これが私レッスンプロの考えの第一となっております!
この杉原プロの書籍には
そのほか
頭を移動せよ
わきを締めるな
など杉原流のテクニックがたくさん書かれております!
アーノルド・パーマー 杉原輝雄
もうこの世にはいませんが、このような個性的なプロゴルファーが少しずついなくなってましたね
遠くから見ても誰だかわかる!
今のゴルファーは、皆さんカッコいいですが同じようなスイングが多い!
ある程度の動きを覚えたら形ではなく本質でゴルフを学ぶ!
逆転の発想にゴルフの上達があるのではないでしょうか!
そんな模索を考えさせられる書籍!というか プロゴルファー それが伝説のプロゴルファー 杉原輝雄でございます