
10歳のキャディー、エディー・ロワリ―を連れたフランシス・ウィメットの有名な写真

今日は簡単に書籍の紹介!
著者 摂津茂和
ゴルフ世界名勝負物語
摂津茂和は、作家でゴルフ史家としての第一人者です。ゴルフ書籍のコレクターとしても世界的に著名で数多くのゴルフのエッセーや歴史書を書いています。
ゴルフの発祥であるマッチプレーでの勝負の駆け引きや、騎士道精神にのっとった1対1の戦いを描いたこのお話はストロークプレー全盛の昨今では描く事が出来ない独特の世界観があります。
ゴルフ・コレクターズ・ソサイティの創立会員である摂津茂和氏は多くの英米の会員間のトレードによって思いがけないほどの古文献が集まり、ようやく必要な資料がそろったので、年来の夢の名勝負物語を描く決心がついたそうです。
その中で大好きなお話を紹介いたします。
1913年、全米オープンで、弱冠20歳の無名アマチュアのフランシス・ウィメットがイギリスのハリー・バードンとテッド・レイと1位をタイし、プレーオフで2人を破って優勝したというお話です。
ただ、上記のことを聞いてもパッ!と来ない方が多いと思いますが、当時アメリカはゴルフ後進国でイギリスから大スターのハリー・バードンとテッド・レイがアメリカの技術向上のため招待されたという事実があります。
そしてこの事を後年アメリカのゴルフ評論家のトム・フラハ―ティーは当時を回想して、
「これは今日アーノルド・パーマーとジャック・二クラウス(今でいうタイガーウッズとフィル・ミケルソン)が、ニューギニヤやサモア島で模範競技をやって土人たちを驚かしたようなもんだ」と話しています。
この無名のアメリカプレーヤー、ウィメットは10歳のおさないキャディーのエディー・ロワリ―とともにたたかい、世にもひたむきな顔をしながら、「しっかり!目をボールからはなさないで!」と助言したするなどその可憐で忠実な献身ぶりは、美談として有名です。
このフランシス・ウィメットの勝利からアメリカの快進撃が始まったと言われています。そしてウォルター・へーゲン、ボビー・ジョーンズの出現でアメリカがイギリスにとって代わりゴルフの王者に輝いたと言われています。
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そろそろラウンドレッスンが近づいてきてドライバーばっかりマン振りしていたので、アイアンの精度が不安なので、今日はアイアンの練習をしました。
スイングプレーンを重視してテークバックでしっかりプレーンに乗せることをまずは念頭に置きました。
そして、トップを高くして高いところから下半身リードでシャフトをしならせながら一気に最短距離でボールにぶつけます!
トップに入る前にもう下半身は切り返しを行い上半身と下半身のレジストを最大にして、フォローで一気に爆発させてます!!
ってそれはまた飛ばしに走ってますよね(笑)これはアイアンだぞ!!
方向性を大事にしなさい!!
といってもすぐに飛ばしに走ってしまいます(^_^;)
ダメだこれでは!!
方向性!!方向性!!
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今日はアスリートボディコンディションニングラボにトレーニングに行ってきました!
7月14日のドラコン競技の為、そろそろウェイトトレーニングも筋肥大系からパワーを身体に入れていくトレーニングに変わってきます!
回数を少なく、より重いものを持つことにより自分の肉体がこれだけのものを持てるんだと分からせるトレーンングらしいです(^_^;)
重い!
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今日は書籍の紹介です。
わたしのレッスンプロとして尊敬している人の本です。名前はハーヴィー・ぺニックというアメリカのプロゴルファーです。彼を慕うプロゴルファーにはそうそうたるメンバーが名を連ねています。デービス・ラブⅢ、トム・カイト、そしてベン・クレンショ―です。
彼が書いたレッスン書、リトル・レッド・ブックとグリーンブックは大ベストセラーとなり一躍有名となりました。かれは、この本の執筆中に肺炎で倒れ死の床からこの本を書き上げました。
彼は、こう言ってます。人はすべて、自分が卓越していると思いこみたい。教師からの批判は、進歩への意欲を殺いでしまう。賞賛することには積極的に、欠点を見つけるにはゆっくりでいいのだ。
議論はするな!!たとえ議論に勝っても、たいてい生徒の好意を失うだけのなのだ。生徒には、彼らが間違っているというべきではない。私たちのほとんどは、自分自身について
”ひがみ”を抱いているものだ。自分が間違っている時には、それを自分で認める事があるかもしれない! が、仮に誰かが、その事実を突き付けようとしたら、絶対に認めたがらないであろう!
1995年、90歳でトム・カイトにみとられて息を引き取ります。その1週間後、ベン・クレンショ―は2回目のマスターズチャンピオンに輝きます。そのわずか2週間前ぺニックは、70年以上に及んだティーチングプロ生活で最後のレッスンをクレンショーに行った。そこで死の床からかすれた声で指示を出した。「自分を信じよ。自分自身を信じるんだ…」
この年のマスターズで最後のパットを決めた瞬間、ベン・クレンショ―はこみ上げる思いを抑えきれず、両手で顔を覆い、グリーンにうずくまった。この映像は、今でもマスターズのオープニングの歌の時に流れています。そして、彼はスピーチでこう語っています。「バックの中に15番目のクラブが入っていたんです。そう、ハーヴィー・ぺニックという名のクラブが」
マスターズは、4月6日から始まります。楽しみですね!
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