ピーターたちのゴルフマナー

  • 2015年03月02日

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今日は書籍の紹介!

ご紹介するのは、
鈴木 康之著 「ピーターたちのゴルフマナー」

ゴルフとは、ルールの前にまずマナー、ルールの前にエチケットと呼ばれます!

ルールに縛られることなく、マナーやエチケットとして、日々の日常と照らし合わせれば解決できることが沢山あります。

この本には、ゴルフ特有の独特な風習や正しい立ち振る舞いが全て書き記してあります。

1774年 最古のゴルフ組織 オナラブルカンパニー エディンバラゴルファーズが13条のゴルフルールを作りました。

これだけのルールで事足りたのです。
あとは、マナーやエチケット そして自分の有利にふるまわないスタイルを貫き通せば円滑にゴルフを楽しむ事が出来ます。

この本には、マナーは人のためならずと書いてあります。

マナー知らずは人に嫌われ、仲間が少なくなり、誘われなくなる。人のプレーを妨げ、人を不愉快にさせるからである。不作法によるゴルフ場の損傷、混乱は、やがて巡り巡ってコースの荒廃、不合理な料金となり、プレー上の不愉快、不都合となって自分に跳ね返ってくる。

服装のマナーもこの頃問題となっております。
ジーンズやTシャツなどでゴルフ場に来る人もいるくらいです。

15世紀、ゴルフの発展に中心的役割を果たしてきたスコットランドのスチュワート王家の家訓の一つ

「服装は我の為にあらず、相手に対する礼儀なり」

1744年 上記で書いたオノラブルカンパニーの当時の会則もスチュワート王家の家訓を持ち込みます。
「ゴルフにふさわしい服装とは、相手に不快な印象を与えず、上品、優雅な印象の中にも機能性が宿ること」

そしてグラスゴー大学の学生ハンドブックにもこう記されております。
「人間だけが生まれたままの姿では歩けないのだ。着る事は神の命令!本人のセンスを知るヒントにされた。ゆえに服装は、清潔で明るいのが一番。反対語の不潔、暗いものがひとから最も嫌われる」

最後にこの本が、残してある素晴らしい言葉を紹介して終わります。

打ち方はその人の体力が表れる。ルール上のジャッジメントにはその人の知力が表れる。そしてマナーにはその人の人格が表れる。


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