フルスイングとライン出しスイング

  • 2016年08月04日

ユーティリティーのインパクトの瞬間
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今日はライン出しとフルスイングの違い比較してみます


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若いころよく100yや150yあたりからのスイングをいつも「フルスイングで狙いすぎだ!!」と先輩プロゴルファーに言われました!
背中に巻き付くほど振り抜き、たかーーい球でグリーンに乗せて満足気に歩いているとそういわれるのです!

きっちりシャフトが体に巻き付くフィニッシュ

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そのあと先輩プロゴルファーは、ハーフスイングのような抑えたフィニッシュで低くあまり上がらないボールで簡単にグリーンに乗せているのを不思議そうに見ていたことを思い出します

ラインを出すスリークォータースイング
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やはりコントロールしたスイングとある程度の躊躇しない思い切りのいいスイング!

この二つを駆使する必要性があります!

その違いというと、やはりクラブがインサイドから入る度合いと考えます!

ようするにライン出しは、ある意味フェード系のスイングになります
やや上からクラブを入れてフックスピンを抑える

ハンドファーストにクラブを入れて低いフェードのイメージを取り入れる感覚となります

やや上からクラブを入れる
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しかしある程度の思い切りのいいフルスイングになるとそうもいきません!

どうしても捻転差が深くなり、下半身リードで切り返すことでシャフトが少し寝るというかドロップしてしまうのでインサイドアウトの軌道になりやすいのです!
インサイドアウトになりすぎるとやはり怖いのは左へのミスです

ややインサイドからクラブがアタックする

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軽いフェードで入れるつもりが強烈なフック
となれば大きな事故になってしまいます

ただミドルアイアンから上のクラブになるとそうも言ってられません
絶対的ヘッドスピードが必要だからです!

それは最近の傾向であるストロングロフト化したアイアンのロフト(今の5Iは昔の4I)に起因します!

ロフトが立っているということはボールがそれだけでも上がりません!
そしてボールの進化です!昨今のボールはスピンがあまりかからない構造となっておりその分曲がらなかったり、ドライバーが吹き上がらないでその分前に飛ぶようにできているのです

ティアップしたドライバーの敵と言われているバックスピンが、地面から打つミドルアイアンでの飛ばしのファクターとなるのです!

6Iか5Iくらいからの上の番手は、限りなくヘッドスピード上げることでバックスピンが必要

ロフトでボールを上げるのではなくスピンでボールを上げる!
これがポイントとなるのである程度のスピードが重要となるのです!

 

横から入れるミドルアイアン 上からクラブを入れるショートアイアン

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下半身と上半身の捻転差が少し多いのがミドルアイアンのインパクト

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ターゲット方向にリストがターンするのがミドルアイアン リストターンを抑えターゲット方向にフェースを押し出すのがショートアイアン
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昨今のアイアンセットは5Iから6Iからのラインアップになっているのは、一般アマチュアがボールを上げることのできるスピン量を確保できる番手はそのくらいと考えられているからです

上記の理由から、やはり5Iくらいからは基本的にはラインを出すスイングというよりはある程度のフルスイングでグリーンを狙う!

この変化を理解して練習、そしてグリーンを責める戦略を立ててください!


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