私たちは、ロンドンをカーナビなしで走る事30分、兄はロイヤルパークという場所を地図で調べてくれと言われました。
しかし、もはや空は真っ暗でよく見えません。携帯のライトで照らしながら調べてみると全て英語で記されているではありませんか!!兄は現地の英語の地図を用意していていたのです!
まったく読めません。兄はもはやこの愚弟には頼れないと悟ったのか無言になりひたすら何かに取りつかれたように運転し続けました。
私は地図も読めない!運転もしたくない!道路標識も英語でわからない!の3重苦となりもはやムードメーカーに徹するしかないと気づき、暗く淀んだ社内を明るく前向きな話をして助手席から兄を励ましていたところ、今日泊まるホテルが遠くから見えてきたではありませんか!
しかし見えるだけでここからが大変。迷路のようなロンドンの道でホテルは見えども道が複雑で到達できません。Uターンしようとしても禁止になっていたり右折禁止や左折禁止であったり、もはや交通ルールを破り警察に捕まるのを覚悟で無理やり右折や左折をしなければとたどり着けないと悟り、兄は傍若無人な運転をしてホテルにやっとの思いで着きました。
このとき夜の22時半になっており、ヒースロー空港についたのが15時なので同じロンドン市内でなんと7時間半もかかってしまいました。
ホテルの夕食は持ってきた非常食のカップラーメンとホテルで買ったビールで済ませベッドの中で明日からの事、そしてゴルフをこれからホントにできるのか不安で眠れませんでした。
harada golfからお知らせ
4月18日(水)から20:00より太平ゴルフセンター夜の部がスタートいたします!
そろそろ球筋も気になるところだと思いますのでアウトドアでのレッスンでボールの行方を見ながらのスイングチェックをして春のゴルフでライバルに差をつけましょう!!
予約受け付けております!!
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第3回
空港からロンドンへ
イギリス、ヒースロー空港に降り立ち、まずレンタカーを借りるため米国系ハーツ(hertz)というレンタカー会社にお世話になりました。
しかしカーナビの使い方で苦戦を強いられ1時間くらい格闘しましたがあきらめ、カーナビなしで勘でロンドンを地図を片手に走る決心をしました。
私の不安な顔を見て同行した兄は、兄としての責任感がでたのか「運転は俺がする!!」と何とも頼もしい言葉が返ってきました。私は助手席で何とも頼りないナビゲーションという役回りです。しかしそれは、とてつもない無謀といえるものでした。
まず1つ目の洗礼は「ラウンダバウト」(Roundabout)というロータリー式の交差点です。スムーズな車の流れを目のあたりにして後ろからは車が来る!!もはや事故覚悟でこの交差点に突っ込んでいくしかありませんでした。そしてこのまま高速道路に放り出される形になりここでまた洗礼が待っていたのです。
平気で後ろから車が煽ってきます。紳士の国とは名ばかりで後ろからのプレッシャーは相当です。
周りの車の速いことといったら何かレースでもやっているかのようでした。実際モータースポーツの盛んなお国柄も関係しているからでしょうか。そしてイギリスでは高速道路が無料でいつの間にか高速道路を走っていたりいつの間にか幹線道路になっていたしします。
そんな中私は、「ここからロンドンまでどのくらい?」と運転している兄に聞くと、「ここはもうロンドンだ!!」とキレ気味に言ったのは今でも覚えています。
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今日は、ワッグルの説明をしてきます!
ワッグルとは、スイング前のリラクゼーションという役割を担う上で重要と考えられてきています!
打つ前の緊張し固まった筋肉をときほぐしアドレスでの硬直を防ぐということとなります!
ゴルフ発祥のスコットランドの古い言葉に「ワッグルするようにスイングせよ」というものがあります!!
かのイギリスの19世紀の名プレーヤージョージ・ダンカンはかつて、人はワッグルする通りにスイングするものだと 語っております
そして名プレーヤーであると同時に名コーチ、そして名クラブデザイナーとしても有名なトミー・アーマーは大ベストセラー 「ベストゴルフ」でワッグルについてこう語っております
ワッグルの最終目的は、筋肉をほぐし、静止状態からいきなり運動に入るよりもショットをやさしくする点にある。
されあにワッグルにはもう一点、決定的な利点もある。グリップの感じを吟味する機会が得られる事だ。ワッグルがスイングの手の動作と相似していることには驚くべきものがある。
このワッグルをお話は、最後に伝説のプレーヤー ベン・ホーガンへとつながります!
通りいっぺんのワッグルではなく、ゴルフショットのプランとプレーは直感的なものであるから、各ショットへの準備も直感的に整えなくてはならない!柔らかいボールを打つ時はややゆっくりとスローなワッグル! これとは反対に遠くに飛ばす場合は、より威勢よく、より決断的によりスピーディーなワッグルが必要だろうと説いております
今回は、ややダウンブロー気味のお勧めのワッグルをアップしておきます!
テーマはワッグルで太鼓をたたく!
サンドバックでリズムよく太鼓をたたくように叩きます
しかもやや上からそして打ちこんで終了という感覚のワッグルです!
ショートアイアンなどのワッグルとして最適でしょう!
そしてリズムの練習としても最適です。
そのあとそのワッグルの感覚でボールを3つならべてボールを打ちます。
そして最後にそのリズムやインパクトのタッチをシュミレーションして実際にスイングしてみます。
この3段階の練習で実際のゴルフスイングとワッグルの関連性を理解します
太鼓をたたくリズム、ボールを打つリズムが一定になるように練習してみましょう!
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さあ今年も4月の第2週がやってまいりました!
ゴルファーにとっての大切な1週間!
マスターズウィークです!
なぜ4月というシーズンにマスターズという特別な大会が開かれるかというともともとボビー・ジョーンズはこのオーガスタナショナルで全米オープンを開きたい構想がありました!
しかし全米オープンとは一線を画したのはなぜか!
それは全米オープンが開かれる月と関係しております!
全米オープンが開かれる時期は6月!
この時期のジョージア州はとてつもない暑さと湿度!大会が開かれるような気候ではないという事!
ジョーンズはこれでは単なる暑さに対する我慢比べの大会になるという事で断ります
そして自身での知名度を生かした招待制の大会を開く事にしたのです!
そしてボビー・ジョーンズはこの土地で大会を開くためまだ気候的にすごしやすい4月にこの大会を開こうと考えたました
ボビー・ジョーンズと友人で実業家のクリフォード・ロバーツの企画により当初の名前はAugusta National Invitation Tournament(オーガスタナショナル・インビテーショナル・トーナメント)としてスタートしました。
クリフ・ロバーツは、強豪が集まるトーナメントということでそれをマスターズと呼ぶことを提案しましたが、ボビー・ジョーンズが反対します!
それはあまりにも誇張した名前だという理由です。
1938年から正式にマスターズと命名されてからも1960年くらいまでは、「いわゆるマスターズ」という言い回しをしていたのはそんな理由だったとされております!
今年の目玉はなんといってもローリー・マキロイの生涯グランドスラム達成のためあと残りはこのマスターズのみ
並々ならぬ覚悟で挑んでくるのではないでしょうか!
そしてタイガー・ウッズがマスターズに2年ぶりに復活をかけて出場!
今季世界ランキング17位の松山英樹も出場
やはり日本の選手にも活躍を期待したいです。
さあ今週の金曜日から始まるマスターズ
皆さん早起きしましょう(^-^)
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