騎士道精神 フレディ・テイト

  • 2015年03月02日

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今日はオフでございます!!
んでもって、またまたブログのネタがないので今日はゴルフの歴史上の人物のご紹介をしたいと思います!

皆さんは、フレディ・テイトというゴルファーをご存知でしょうか?
1870年生まれ
スコットランド、エジンバラ生まれのアマチュアゴルファーでございます。

ボーア戦争で戦死してしまい、ゴルフ界は偉大なプレーヤーを失いましたが、数々の伝説を残す名プレーヤーである事がいろいろな記録からわかっております。

テイトは5歳でゴルフを始め、優れた才能を発揮し、12歳でセントアンドリュースのオールドコースで100を切っていました。

テイトは1891年、始めて全英オープンに出場し、1896年、サンドウィッチで催された全英アマで見事優勝を飾っております。

と経歴はこれくらいにして、なぜテイトの人となりがスコットランド人に人気があったかというとそこには、騎士道精神がありました。

当時、ゴルフはストロークプレーではなくマッチプレーが主流でございます。

そこにあるのは、誰よりも少なく上がる精密機械のようなゴルフではなく、人と人とが一対一でぶつかり合う人間模様を背景にしたドラマであるのです。

そしてそのゴルフのマッチプレーにおける人間ドラマをお話しするときにフレディ・テイトは欠かせない存在であります。

例をいくつかご紹介いたします。

スコットランドのダンディで行われた試合では、自分のショットが大きく曲がり観客の方へ飛びます。しかし観客の傘に当たってピンそば50センチのところで止まります。

ところが次に打った相手のショットも大きく曲がり観客の傘に命中します。
そして反対にボールは深いラフの中へ入ってしまいます。
「もう一度打ちたまえ」とフレディがいうと、相手は「断る!ゴルフに幸運と不運はつきものだ!」と申し出をつっぱねます。するとフレディはグリーンに上がって、自分のボールを拾い上げ、ギブアップを宣言したのです!

まだまだこの手の例は枚挙にいとまがありません

1898年全英アマでのフレディ・テイトとミュア・ファーガッソンとの決勝戦のお話です
二人はオールスクェアで競り合い、第一ラウンドの14番ホール509ヤードのロングホールでファーガッソンのティーショットがひどくスライスして、隣の3番ホールのグリーンに乗りました。そこで規則によりグリーン外にドロップするとボールがあいにくと大きなディポットのくぼみの中に転がり込んでしまった。とたんに癇癪もちのファーガッソンはいきなり青筋を立てて怒鳴りました。「いったいぜんたいこれをどうして打てというんだ!」するとそばにいたテイトはニッコリほほ笑んで、「こうすればいいでしょう」といいながら自分のクラブでそのボールをディポットの穴の外の良い位置にそっと動かしたというのです。

いろいろな逸話を読んでいるとテイトは、ゴルフでスコアをよくしたいのではなく相手と正々堂々と勝負がしたかったのでしょう
そんな姿、人となりがスコットランドの人達に絶大な人気を誇っていたのです。

最後にボーア戦争にて戦場で綴っていた日記をご紹介してこのブログを終わりとさせていただきます。
「騎士道を色濃くとどめるにゴルフほど最適なゲームはないと信じる。ゴルフでは、正々堂々が身上。いかなる事態に遭遇しようとも常にフェアな精神を持続し、何よりも明朗であらねばならない。スコアに淫するは邪道。己のプレーのみに終始したならば多くの友人を失うだろう。
ああゴルフがしたい。ああコースが懐かしい。ああ一刻も早く芝の上を歩きたい」

平和でゴルフを沢山出来る環境にある我々はその事に感謝し、ゴルフを正々堂々、真正面から楽しむことがフレディ・テイトの教えではないかと私は考えます。


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